鋼鉄のダンジョン深淵Hardは、ボスに強化効果を付けさせないことがすべてのダンジョンです。筆者の編成で3回続けて回したところ、タイムは56.198秒、35.557秒、49.079秒と20秒以上ばらつきました。録画を見比べると、遅かった2回はどちらもボスにシールドなどの強化効果が付いていて、速かった回は最後まで付いていませんでした。
ボス戦の画面は、ゆっくり解説の動画(第7回)でも確認できます。
鋼鉄深淵Hardのボス「古の巨神兵」の仕組み
鋼鉄のダンジョン深淵Hardは4フロア構成で、4フロア目のボスは「深淵の古の巨神兵」です。属性は風なので、日本語の攻略サイトでは火属性のアタッカーが有効とされています。ロード画面にも「古の巨神兵の強化効果を阻止できるモンスターが有効です」というヒントが出ます。
厄介なのはパッシブが2つあることです。
| スキル | 内容 |
|---|---|
| 鋼鉄の意志(パッシブ) | 毎ターン開始時に自分の攻撃力とクリ率を上げる。攻撃を受けると、体力10%分のシールドと防御力強化を自分に付ける。強化効果1つにつき、受けるダメージが20%減る |
| 落雷(パッシブ) | 相手が5回行動するたびに、ランダムな相手に雷を落とす(最大4回、各25%でスタン。海外サイトには、ボスの強化効果1つにつきスタン確率が25%上がるという記載もある)。雷1回につきボスの体力が10%回復する |
殴るほど強化効果が増えて硬くなり、長引けば落雷で回復されます。ボスの頭の上に出る1〜5の数字は、落雷までのカウントとみられます。5になると雷が落ちてきます。
強化効果を消す「強化解除」だけでは、次に殴った時点でまた付いてしまいます。そのため国内・海外どちらの攻略サイトも、強化効果そのものを受けられなくする「強化阻止」を必須としています。次に大事なのが、落雷の回復を止める回復阻害、防御力弱化、ボスの行動回数を減らす攻撃ゲージ減少です。
筆者の編成とステータス(実測)
筆者は、強化阻止役を2体入れた風属性中心のパーティで回しています。手持ちの強化阻止役(リンリン・アルヘン)が風属性なので、火属性はブランディア1体だけです。数値はゲームのステータス画面に表示された値です。
| 行動順 | モンスター | 攻撃速度 | クリ率 | クリダメ | 効果的中 | 主な役割 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | リンリン(風カンフーガール) | 241 | 42% | 69% | 100% | 強化阻止(無影脚・雷龍破) |
| 2 | ローレン(光カウガール) | 170 | 57% | 143% | 71% | ゲージ減少・防御力弱化 |
| 3 | ルシェン(風ジョーカー・リーダー) | 167 | 100% | 235% | 13% | 全体攻撃・回復阻害 |
| 4 | アルヘン(風ヴァンパイア) | 159 | 100% | 175% | 41% | 強化阻止(衰弱化) |
| 5 | ブランディア(火極地の女王) | 148 | 84% | 233% | 26% | 全体攻撃・とどめ |
リーダーはルシェンで、ダンジョンで味方の攻撃力が33%上がります。役割ごとのスキルは次のとおりです。
- リンリン:スキル2「無影脚」は2回攻撃で、それぞれ強化効果を1つ解除して強化阻止を1ターン付けます。スキル3「雷龍破」はランダムに4回攻撃し、それぞれ2ターンの強化阻止と攻撃速度減少を付けます
- アルヘン:スキル2「衰弱化」は75%の確率で、攻撃力と攻撃速度を下げたうえで強化阻止を2ターン付けます
- ルシェン:スキル1「カード飛ばし」の回復阻害で落雷の回復を止め、スキル3「切断の魔法」の防御無視3回攻撃で道中を片付けます
- ローレン:パッシブ「追跡者」で攻撃のたびに攻撃ゲージを20%削り、75%で防御力弱化を入れます
- ブランディア:スキル3「慈愛の手」は、相手の強化・弱化効果の数だけダメージが上がります
ステータスとルーンは筆者の手持ちでの一例です。
56秒・35秒・49秒の差はボスの強化効果だった
同じ編成で続けて回した3回のタイムと、ボス戦で起きたことを並べます。ボス戦の秒数は録画上の目安です。
| 回 | タイム | ボス戦 | ボスの強化効果 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 56.198秒 | 約30秒 | 大技のあと防御力強化とシールドが付いた |
| 2回目 | 35.557秒 | 約16秒 | 最後まで1つも付かなかった |
| 3回目 | 49.079秒 | 約30秒 | 大技のあとシールドなどが付いた |
1回目(56.198秒):大技のあと防御力強化とシールドが付いた
ボス戦の開幕は強化阻止が入り、防御無視で8,756などのダメージが出て順調でした。流れが変わったのは、ボスの大技を受けたあとです。味方に攻撃速度減少が入り、ボスの弱化アイコンが減ったところで「防御力強化」「シールド」が付きました。以降は殴ってもシールドが削れるだけの表示が出て、ダメージが伸びません。仕様どおりなら、強化効果2つで受けるダメージが40%減っている計算です。途中で落雷も受け、最後はブランディアの慈愛の手で倒しています。ボス戦だけで約30秒かかりました。
2回目(35.557秒):強化阻止が切れないまま倒しきった
2回目は開幕から強化阻止が入り、ボスの頭の上には強化阻止・防御力弱化・攻撃力弱化といった弱化効果しか並びませんでした。落雷は来ましたが、アルヘンの衰弱化で強化阻止をかけ直した直後に11,706・11,925のダメージが続き、ボスが大技を使う前に倒しています。ボス戦は約16秒でした。
3回目(49.079秒):同じレリックでも遅くなった
1回目と2回目の間には、あとで書くレリックの刻印をしています。ただ、3回目はレリックをそのままにして49.079秒でした。ボス戦を見ると、ボスの大技(画面の表示はサンダーストライク)のあとに再びシールドなどの強化アイコンが付き、1回目と同じ流れで長引いています。
遅かった2回はどちらもボスに強化効果が付き、速かった回は付きませんでした。3回だけの比較なので断定はできませんが、タイムを決めたのはレリックよりも「強化阻止が切れずに入り続けたか」だと筆者は見ています。
レリックの付け忘れもチェック
1回目のあとに装備を確認したところ、レリックが付いていたのはルシェンとブランディアだけでした。アルヘン・リンリン・ローレンの3体は枠が空いていたので、刻印し直しています。
| レリック | 主オプション | 固有オプション | 刻印したモンスター |
|---|---|---|---|
| 鋭利な征服のレリック | 攻撃力+12% | バトル開始時点の攻撃力1000ごとに与ダメージ+1% | ルシェン・ブランディア(元から)、アルヘン(※) |
| 頑丈な勇猛のレリック | 攻撃力+12% | バトル開始時点の最大体力18,000ごとに攻撃力+2% | リンリン、ローレン |
レリックは2026年4月の12周年アップデートで追加された装備で、Lv.40のモンスターに刻印して使います。1つのレリックを最大100体まで同時に使えるので、手持ちが少なくても全員に付けられます。※アルヘンは刻印画面で選んでいたレリックから読み取ったもので、確実ではありません。
リンリンの攻撃力の加算値は、刻印前の+399から+490に増えました。レリックの付け忘れは、モンスターのステータス画面で、ルーンの右にあるレリックの枠が空になっていないかで確認できます。
アーティファクトのサブオプションの選び方は、アーティファクトの基礎と攻略方法にまとめています。
強化阻止を切らさないための編成のコツ
まず直したいのはアルヘンの効果的中です。リンリンは100%ありますが、アルヘンは41%しかありません。海外の攻略サイト(Theria Games)では、強化阻止役の的中は85〜90%が目安とされています。
次に速度です。リンリンは241で一番に動くので、アルヘンも速くして、ボスが動く前に2体で強化阻止を重ねたいところです。
回復阻害はルシェンのスキル1とローレンのスキル2で入れています。落雷1回でボスの体力が10%戻るので、編成を組み替えるときも回復阻害役は残しておきたいところです。
手持ちに強化阻止役がいない場合、国内の攻略サイトではジンク(強化阻止)を入れた編成がよく使われています。オートでの事故を減らす例として、ローレン/フラン/ジンク/ヴェルデハイル/ブランディアの編成も紹介されています。ジンクの性能はジンクの評価と使い道で解説しています。
ほかの深淵ダンジョンでも「弱化効果が入るかどうか」で周回が安定するかが変わります。精霊のダンジョンは精霊ダンジョン深淵Hardの攻略とおすすめパーティ、巨人は巨人深淵Hardの攻略とおすすめ編成にまとめています。
まとめ
- 鋼鉄深淵Hardのボスは、攻撃を受けるとシールドと防御力強化を付け、強化効果1つにつき被ダメが20%減る
- 同じ編成で56.198秒・35.557秒・49.079秒。遅かった2回はボスに強化効果が付き、速かった回は付かなかった
- 強化阻止役を2体入れ、効果的中を上げて、ボスが動く前に強化阻止を入れる
- 落雷の回復対策に回復阻害を持つモンスターも入れる
- レリックはLv.40のモンスターに刻印できる。付け忘れがないか確認する
コメント