【サモン日記】その46 巴は弱い？Fact or Ficton

巴とは？

火属性星5の陰陽師

巴とは、火属性の純5モンスター。スキル1で強化解除とスタン、スキル2で敵に強化解除と「抑圧」を付与、スキル3では敵の弱化効果を延長できる能力を持つ。現状アリーナではいまいちパットしない戦績であり、愛用者や対策を講じられる状況ではない。このモンスターが果たして強いのか気になり育てて見ることとなった。

速度リーダーが弱いわけがない？

お？巴ゲット(*'ω'*)試してみたかったスキルがあるので素直に嬉しいヾ(๑╹◡╹)ﾉ" pic.twitter.com/7TZnLymxCR

— ラザの人＠ゲーム好き (@mizusiro0) March 10, 2022

久々にガチャで純5を引き、巴をゲット。一般的な評価しては「使いづらい」や「驚異に感じにくい」が現状だが、「抑圧」も延長も組み合わせ次第で活躍できる環境が多く感じるため、意気揚々とデビルモンを全弾突っ込み検証へ望んだ。

Fact or Ficton(嘘か真か)の話をしよう

某有名カードゲームの話

話がガラッと変わって、有名なカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」には「嘘か真か」と言うカードが存在する。カードゲームを詳しく知らない人でも、対戦者カードゲームで手札を増やす行為＝強いの図式はなんとなく伝わるであろう。

この「嘘か真か」は、対戦相手が5枚のカード2つの束に分ける。その後1つの束を手札へ、残りを墓地へ送る強力な効果。最低でも強力なカード1枚以上、運がいいと2～3枚手札を補充できる効果となる。このカードの効果は最終的に手札に加えるカードを使用したプレイヤー側が選べる点がポイントとなっている。

基本的に相手に選択肢を委ねる行為は弱い

「嘘か真か」の例は、敵に選択肢を委ねる効果の強い例だが、基本的に相手に選択権のある行為は弱い。うまく選択すればデメリットを最小限に抑えられるからである。

巴が使いにくい原因

巴の話に戻って、巴が使いにくい原因は主に目玉スキルとなる2と3両方が相手に選択権を委ねている点になる。一見強力な効果でも、簡単に対策できる点が課題としてあげられる。

パーティ依存の「陰陽の陣」

巴のスキル3「陰陽の陣」は、敵へのデバフ効果を延長する効果となる。主に試練のタワーでは、持続ダメージや足止めスキルの延長として非常に役立つ効果となる。ただし、対人戦では免疫や弱化解除で簡単に対策できるため、活躍の場面は少ない。

相手の行動を制限しきれない「業界」

「業界」は、主に抑圧効果を敵に付与する目的で使用する。「抑圧」は状態で再使用ターンのあるスキルを使用すると、最大HPの50％分のダメージを受け、再使用ターンが3ターン延長される。一見凶悪そうなデメリットを内包しているスキルだが、効果時間は3ターンと短い。更にその間再使用ターンの発生しないスキルを撃てばデメリット無し。

この手のスキルの弱点としては、「デメリット」が機能しない場面が多い点である。例えば、「ルシェン」なんかは1バトルに1回でも完全な状態で「切断」を決めればほぼ勝ちが決まるタイプの戦いであり、抑圧を気にする必要がない。ヴェルデハイルなんかも、パッシブが強力なキャラのため、スキル2を撃つ場面が少ない。

要するに、「抑圧」で相手へのプレッシャーとなる場面が少ないため、現状使いにくいのである。